絶望。

2002年9月7日
昨日はあまりのショックで日記が書けなかった。

以前「膠原病だったらやだなー」と書いときながら、
わたしはとてもそれに近い、解釈によっては同類の病気をもっている。

高校生の頃はタフではなかったけどごくフツウに生活してたし、
大学のはじめのころも、「自分の健康」なんてトピックが頭に浮かぶことなんてほとんどなかった。

その意識が変わったのは大学3年生の頃。
当時カジノバーでバイトしてたわたしは、完全に昼夜が逆転してたうえに、
朝まで働いたあとに別のカジノに遊びに行き、帰りはお昼。
なんてことがザラにあった。

で、ある日。
わたしはあっけなく倒れて、そのまま入院した。
診断は腎盂炎。過労によるものだった。

そのときに、今まで殆どしたことがなかった血液検査ってものを
してもらって、自分が初めて今かかっている病気のキャリア(っていうんだろうか)であることを知った。

でも具体的に症状があるわけじゃなかったし、
若かったし、遊びたかったし、
退院したあとはそのことなんて頭の片隅に追いやられてしまっていた。

それから3年くらいして、ひどい風邪をひいたのをきっかけに、近所のそこそこの規模の病院で診察を受けた。
で、また、例の病気の疑いがあるってことを医師から告げられ、都内の大病院を紹介されたのだ。

「そういえば、会社の健康診断ではいつもひっかかるけど・・・」なんて漠然とした不安と、
「でも痛いとかダルいとか自覚症状なんて無いしな」っていう
タカをくくる気持ちで大病院に行ってみると、

ビンゴ!!ってな感じで、その聞きなれない、日本には千人単位でしか患者が存在しないという難病指定されている病気だと診断されたのである。

・・・・つーかここまで書いてちょっと疲れちゃった。

簡単にいうと、今までは軽めの薬を飲んで症状を抑えていたけれど、
ここ2ヶ月くらいで数値が上がり、緊急対処として強い薬、いわゆるステロイドを使わなくてはならなくなった。
ってことを昨日先生から言われたのよ。
会社休んで大雨のなか首都高走ってたどり着いたいつもの病院で。

副作用で、多くの人はほっぺたが腫れるらしい。いや、顔全体か。
ネットで見つけた患者さんの写真では、ホントに文字どおりパンパンだった。

考えられない・・・自分にもこんなことが起きるなんて。

考えられますか?自分の容姿を人一倍気にして、けっこうおしゃれも好きで、ふつうに恋愛して、仕事もしてきたのに、一生じゃないとしても顔がパンパンに腫れちゃうだなんて。飲み会にも、それどころか外出もしたくない。転職だって決まってるのに。ありえない。信じられない。

ってな感じで、昨日は散々だった。
もちろん自分の考えが甘いことはわかってるよ。
わたしより辛い病気持ってるひとはたくさんいるだろう。しかも病気を治療するために薬を飲むのに、利点を無視してその副作用のことばっか気にするなんて。でも耐えられなかった。周りのあの子もあの子もあの子も元気なのに、なんでわたしだけ??って。

日記もやめちゃおうと思ったけど、ココは本音を書くところなんだ。って思うと気が楽になった。
誰かに聞いて欲しい。コメントは要らないから、わたしの気持ちを聞いて欲しい。自分が彼氏とラヴラヴだとか今までの恋愛遍歴自慢したいとかけっこー華やかな生活してるのよ、なんてアホらしネット日記しか書いたことなかったから(あ、彼氏の自慢はしてみたいかも♪いまが悲惨なだけに・・・)、ココのシステムは結構好きです。だからきっと、愚痴や醜い部分がたくさん出てきてしまうと思いますが。

で、今日。
気分的にはすこし安定してきた。
会社のみんなとおしゃべりしたら、楽しくなった。
同期のキョウコには報告したけれど、
全部はわかってもらおうと思ってないし、気は楽だ。

そいえばラブリー吉井くんに、退社することを伝えた。
「コトブキ?」なんて聞いてくんなよ。つい最近あなたに告って玉砕したわたしの立場がなーい。
ばかばかばか。でもやっぱり好みの顔だった。声だった。頭の回転の速さだった。

な、長い。熱もあるし寝よう。

月曜日後楽園行く予定が、
キャンセルになっちゃって、
すこしさみしいよん。

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