「わたしの人生どうなるの?どうするの?」
ってコトを、これほど意識的に考えてみた2日間は無かっただろう。少なくとも今までは。

きっかけは木曜日。ひとに話すときに「いちおう」なんて付けたりすることが多かった彼氏と、正式に別れた。
正式にって言っても結局弱い部分が出ちゃって、最期は「わかった。じゃあね」なんて曖昧な言葉で電話を切ったけど。「別れよ」って言葉を言うのがすごく怖かった。完全に切れちゃうってのが怖かった。

もともと彼は一見ホストかよ?って感じだし、行動範囲は新宿ばっかだし、昼夜逆転してるし、自分とは全然違うタイプだった。でもお互いそれは承知のうえ。わたしはそれでもうまくいくと信じてたんだよね。

でもダメなものはダメでした。
泣いた。
いろいろ思い出した。
まわりがなんて言おうと、好きなものは好きでした。

ただ、幸い?っていうかなんていうか、
わたしにはもっと考えなきゃいけないことが出てきちゃったんだよね。

仕事と病気のこと。

もう既に辞表は提出してあるし、仕事に関してはなるようにしかならないと思ってた。いけるとこまでは、無理せずにいこうって。
とはいえやっぱり心配だからいろいろネットや本で調べてみると、この病気、けっこうやっかいなんだよね。

って今更だけど。
完治することはなくて、一生安定期と、悪い時期を繰り返していく。安定期にはほんとうにフツウのひとと同じように元気だけど、もし悪くなったら、すこし入院することもあるだろーし。

となると、転職するってかなり危険な賭けだ。
あんまり無理はできないし、最初はそうしょっちゅう病院に行くってのも言いづらい。

いままでずっと安定期でいたのに、転職が決まってはじめて悪化するだなんて。なんて皮肉。。。いや、神様のお告げ??
とかなんとかモヤモヤと考えていた昨日。

廊下で、仲のいい他部署の部長に声をかけられた。

「辞めちゃうんだって?なんで?」
「はい。。。いやぁ実は病気でして。。。療養のために。。。モゴモゴ(転職だってことは直属の上司にしか言ってない)」
「なんで?もったいないよ、このご時世に。。。体調悪いならしばらく療養して復帰すればいいじゃないか。」
「そうですね。。。でももう辞表も出しちゃったし、しかたないです。」
「男が辞表撤回だなんてカッコ悪いけど、女性なら大丈夫だよ。考え直してみてよ?来週時間つくるからさ、食事にでも行って話しよう。」

ってなお言葉をかけていただいて。
まあ彼にとってはこんな小娘が辞めようが別に取るに足らないことだろう。でも、こうやって声をかけてくれる人がいるってのは、それだけで心強いんだよね、実際。


もしわたしが健康だったら、ぜーんぜん迷わずに転職してた。問題なしっ。

いまの会社は、知名度は抜群というか、一般のひとなら知らないひとはいないだろう。業種的にも華やかなイメージがあるらしい。

でもわたしの部署はほーんとヒマで、ヒマでヒマでヒマで、人の仕事を手伝おうにも与える仕事もないって感じで。まだ午前中だってのに「あと○時間。。。」なんてみんなでカウントしちゃったりして。おやじ寝放題。ネット見放題って感じで。

それを贅沢ととるか、苦痛ととるかは考え方次第だけど、わたしにとっては苦痛以外のナニモノでもなかった。

ただ、ほんとうに病気の療養ってことを考えると、これほどいい職場は絶対にない、他には。

。。。なんてことがぐるぐると頭をまわって、ヘヴィにわたしをおさえつける。

オチなし。ってか出せず。



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